オビシノビハゼ
Ctenogobiops aurocingulus (Herre, 1935)
  

 
  
2024-09-10 撮影
セブ(RSN-S)

 


 少し泥の混じった、がれ場や砂地に棲息し、エビと共生します。
 頬に黄色い車線があるところは、ホオスジシノビハゼに似ていますが、これに加えて、腹部に黄色い数本の横帯があるのが特徴です。

 稀種というほどではありませんが、シノビハゼ属の中では恐らく、シルバースポット・シュリンプゴビー(Ctenogobiops formosa)に続いて数が少ないと思われます。

 そのせいもあって、この種だけ見たことがありませんでしたが、2024年になって初めて見ることができました。

 ただ、発見したときは勿論、撮影しているときも、それと気づいてはいませんでした。

 とはいえ、ありふれたシノビハゼ属とは、どこか少し違った面持ちがあるから、カメラを向けたのだと思います。