マスダヤツシハゼ
Vanderhorstia wayag
 
 
 
 
2022-08-05 撮影

石垣(竹富島南・ゴビーパラダイス)

  旧版の『決定版 日本のハゼ』には、ヤツシハゼ属の1種−1として掲載されていましたが、2012年に学名が、そして2015年に和名がつき、『新版 日本のハゼ』に掲載されました。

 和名の「マスダ」は、標本の採集者であり、IOPダイビングセンターの設立者であった、故・益田一氏にちなんでいるとのこと。
 

 ヤツシハゼ属には、似た模様のハゼが多いのですが、この種は体側の模様が、少し大きな青い縁取りの円形と、その斜め上にある2つの小さな青い縁取りの円形から構成されていることで、見分けがつきます。

 個人的には、ミッキーマウス模様と呼んでいます。