ヤジリハゼ
Tomiyamichthys lanceolata
 

 
 
 
 
2024-04-20 撮影
セブ RSN-S
 決して稀種ではないけれど、なぜか縁のないハゼというのはいるもので、このヤジリハゼが、私にとってはその一つでした。

 2024年のセブで、リクエストしておいたところ、やっと出会うことができました。

 和名の由来は、尾鰭が尖って矢じりを思わせるところからだそうですが、この写真では、ちょっと分かりづらいかもしれません。

 他の特徴としては、体に斜めに3本の青線が入っています。

 下の写真はペアですが、左側のメインの個体の背びれが開くまで待てなかったのが、残念。

 『日本のハゼ』初版では、ヤツシハゼ属の1種−4とされていましたが、『新版 日本のハゼ』で、オニハゼ属に帰属されました。