ナガブダイ(メス)
Scarus rubroviolaceus
  

 
  
1995.5.1 撮影
与那国(ハンマーヘッドロック)

EOS kiss+28−80ズーム(DIV)

 ブダイを、一所懸命分類している人は、少ないと思います。
 知り合いのガイドさんでは、「ブダイはブダイ」と、言いきった方もいますし、ある学者さんは、「ブダイは1種(しかいない)、他は幻」と言っていました。

 しかしながら、八丈島のガイドの加藤氏による「ベラ&ブダイ」により、幼魚と成魚の姿が明らかになったことから、興味を持つ人も増えたという気がします。

 この写真は、与那国のハンマーヘッドロックで、ハンマー待ちをしていたときに、撮影したものです。

 このときは、上がり際にバラクーダが出たくらいで、外れ気味のダイビングでした(当たっていれば、ブダイなど撮っている暇は、なかったことでしょう)。

 『日本の海水魚(山渓カラー名鑑)』によれば、ナガブダイの名前は、ブダイにしては、体が細長いところから、来たもののようです。