ホホスジシノビハゼ
Ctenogobiops maculosus
  

 
  
1998.5.1 撮影
奄美北部(ミドリヤ)

 奄美北部の、ミドリヤという泥系のポイントで撮影した写真です。他にお客さんが殆どおらず、好きな場所に連れて行ってもらって、殆ど放ったらかし状態でした。

 ホホスジシノビハゼの名前の由来は、文字どおり頬に筋が入っているというところですが、それほど目立つものではありません。そのため水中では、ハタタテシノビハゼに似た色合いで、背びれが立っていないくらいの覚え方になってしまいそうです。

 ホホスジシノビハゼの学名は山渓カラー名鑑「日本の海水魚」とFishBaseではC.crocineusとなっていますが、比較的新しい「日本のハゼ」初版、Reef Fish Identification: Tropical Pacific、及び、魚類DBではC. maculosusとなっていますので、こちらを採用しました。