オドリハゼ
Lotilia klausewitzi
 
 
 
1998.8.11撮影
石垣島 竹富島ヨスジの根II
 体の数倍のエビを従え、胸びれをカヌーのパドルのように動かして、まさに踊るようにして、巣穴の前でホバリングしています。

 その仕種の可愛さで大変人気のあるハゼですが、かなり臆病で、撮影は比較的困難です。同居するエビの種類も決まっていて、紫の模様のあるブドウテッポウエビと共生しています。

 大抵は、小さなオーバーハングの、奥に白い砂が溜まっているようなところにいます。

 「日本のハゼ」初版では、学名がLotilia graciliosaとされていましたが、L.klausewitzi に訂正されています。