フタホシタカノハハゼ
Cryptocentrus sericus
  

 
  
上:1999.8.13 撮影
西表(比内ビーチ)
下:12018.12.14 撮影
アニラオ(バブルス)



 フタホシタカノハハゼには、ギンガハゼと同様に黄色個体(上)と灰色個体(下)がいます。灰色個体は、和名の通りに頬に二つの星があるのですが、黄色はギンガハゼそっくりです。

 初めてフタホシタカノハハゼの黄色バージョンを見たのは、沖縄本島の砂辺でした。黄色いので、ギンガハゼかと思ってガイドさんに聞くと、フタホシタカノハハゼでしょうということでした。

 後で調べてみると、ギンガハゼの分布は、一般的に八重山以南ということで、奄美や沖縄本島には、いないとされているそうです。また、ギンガハゼは通常水深10m以浅に棲むとのこと。

 見分けるポイントは、背びれと腹びらの模様が、ギンガハゼは水玉、フタホシタカノハハゼは縞というところです。