クビアカハゼ
Amblyeleotris wheeleri
 

 
 
01.10.16撮影
柏島 サルガウド
 南の海の浅場で、エビと共生します。柏島では、水深5〜8mくらいのところにいっぱいいるので、減圧停止をしているときの、いい被写体です。

 色合いに、個体差が激しく、ものによっては、赤色が、くすんで見えます。綺麗な個体を見つけるのが、なかなか難しいです。

 棲んでいるところは、大抵大きめのガレキや石ころのあるところで、巣穴の回りに高く積み上げて、そこに縦姿勢になっていることの多いハゼです。

 おかげで、バックが今一つであることが多いのと、姿勢がいつも縦に近いせいで、なかなか綺麗な写真が撮れません。

 この個体は、信じられないほど、ヒレを大きく開き、見事なディスプレイを見せてくれています。今にして思えば、いろいろ露出を変えて、10枚くらい撮っておけばよかったと、思います。