オオゴチョウイソハゼ
Eviota fallax
 

 
 
上(雄):2020.3.7 撮影
ムンジャンガン(マングローブ)

下(雌):2020.3.9 撮影
ムンジャンガン(タカト・ジャラン)

  「日本のハゼ」初版には、イソハゼ属の1種−8として紹介されています。上の背鰭が立っているのが雄、下のが雌になります。

 岩やサンゴの上の、比較的開けた場所にいますが、立派な背鰭から想像していたよりもかなり小さくて模様も目立たず、ついに自力で見つけることはできませんでした。

 バリのSari Diveさんでは、背ビレちゃんという愛称がついており、リクエストの人気としてはトップクラスだそうです。

 尚、もしかするとバリにいるのは、オオゴチョウイソハゼそのものではなく、近似種かもしれないということでした。確かにオオゴチョウイソハゼは、日本とバリからの報告が大半で、間のフィリピンからは殆ど報告がないので、別種とも考えられます。