アオベニハゼ
Trimma maiandros
 

 
 
2022.10.03 撮影
西表 中野沖

 「旧版 日本のハゼ」では、「ベニハゼ属の1種−2」として記載されていましたが、2011年に学名が、2013年に和名がついたベニハゼです。

 西表のガイドさんにリクエストしておいたら、見つけてくれました。

 最初は、ベニハゼというからには、オーバーハングの天井に逆さになっているものだと思い込んでおり、ガイドさんにいくらライトで照らされても、居場所がわかりませんでした。ガイドさんのライトが、非常にワイドなタイプで、どこを指しているのか、さっぱりわからなかったというのもあります。
 
 加えて、大きさが2cmあるかないかで、ベニハゼの中でも、非常に小型というのも、分かりづらい理由の一つでした。

 この個体は、かなり手前の撮りやすいところにいて、じっくり撮影する絶好のチャンスだったのですが、1枚撮った直後に、横から大きなゴマウツボがぬっと出てきたために、一瞬にして消えてしまいました。