ブルーバード・リボンゴビー
Oxymetopon cyanoctenosum
 

 
 
2019.4.20 撮影
セブ(アンクルズプレイス)

 ドロドロの泥地で、ホバリングしています。この写真はペアですが、家族と思われる数匹でいることが多く、近づくと大抵小さい個体から順に巣穴に飛び込みます。

 日本にはいないらしく、「日本のハゼ」初版には、載っていません。英名のブルーバードは、Blue Bird(青い鳥)ではなく、Blue Barred(青い縞)のこと。体側の横縞から来ているものと思われます。

 他のタンザクハゼ属もよく似た格好をしており、このブルーバードは、腹鰭が長く尖っているのが、一番の特徴です。腹鰭を畳んでいる場合には、背鰭が殆ど目立たないことと、ストロボを当てると特に顔のあたりがギラギラ光ることで、見分けることになるでしょうか。