スミゾメハナハゼ
Ptereleotris rubristigma
 

 
 
2002.8.16 撮影
水納島(イエローフィッシュロック)

 小さな群れを作って、砂地の上でホバリングしており、近づくと次々に穴に逃げ込みます。ヤシャハゼなど、共生ハゼの巣穴の上にいることが多く、共生ハゼを見つける目印にもなります。

 ハナハゼやリュウキュウハナハゼのように尾鰭が長く伸びておらず、体側後半の下部に黒色縦帯があるのが特徴です。

 南方のハゼで、伊豆などではかつては幼魚しか見かけなかったのが、最近では温暖化のせいか、大きく育つまで生き延びているそうです。