ツムギハゼ
Yongeichthys criniger
 

 
 
2019.4.23 撮影
セブ(アンクルズプレイス)


 泥の傾斜地で、見慣れないハゼがじっとしていました。ピンと立てた背鰭が目立って、名前はわからないなりに少し興奮しながら、シャッターを切りました。

 背鰭だけでなく全身の鰭を広げて、近づいても殆ど動かない、いい子でした。どうせなら、正面顔も撮っておけばよかったと、後で後悔したのでした。

 泥地の匍匐系のハゼというのは、どれも模様が地味で区別がしにくいですが、この種は背鰭と、体側の大きな3個の黒色班が特徴的です。